【オランダ分析】大会屈指の豪華内野陣で13年4強超え狙う

[ 2017年3月7日 10:30 ]

WBC対戦チーム分析=オランダ

オランダ打線を引っ張るボガーツ
Photo By ゲッティ=共同

 13年大会は欧州勢初の4強入りを果たしたオランダ。今大会も内野陣は大会屈指の豪華な顔ぶれとなった。

 レッドソックスの24歳ボガーツは昨季打率・294、21本塁打、89打点をマーク。2大会連続の出場に「前回は若く、情報もあまりなかった。今年は万全の準備ができた」と自信を見せた。さらに、ゴールドグラブ賞を2度受賞したエンゼルスの遊撃手シモンズも参加。ヤンキースの「ジーターの後継者」グリゴリアスは昨季20本塁打、オリオールズのスクープも25本塁打を放った。前回大会で主軸を打ったヤクルトの主砲バレンティンも「前回より強い。今回は頂点に立つ自信がある」と豪語する。

 投手陣は国内リーグの選手中心となり、野手に比べるとやや層が薄いが、ソフトバンクのバンデンハークは日本での2年間で16勝3敗、防御率3・14と安定感抜群。さらに、1、2次ラウンド突破後に入れ替え可能な予備登録投手にドジャースで昨季47セーブの守護神ジャンセンが入った。準決勝まで進めば、本拠ドジャースタジアムが舞台となり、参戦する可能性もある。侮れない相手だ。

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