キューバ 侍J相手に“猫の目”継投か データ収集にも自信

[ 2017年3月7日 05:53 ]

WBC1次ラウンドB組   キューバ―日本 ( 2017年3月7日    東京ドーム )

キャッチボールで調整するエンテンザ
Photo By スポニチ

 キューバは「猫の目」継投で侍斬りに臨む。カルロス・マルティ監督は日本戦先発を、国内リーグ4勝右腕のエンテンザと発表した。

 140キロ前後のツーシームと曲がりの大きいスライダーが主体の31歳はダッシュなどで調整。先発は1週間前に告げられたといい「とてもいい準備ができた」と語った。これまで候補として浮上していたブランコでも、バノスでもない「伏兵」だった。

 5日(日本時間6日)付のキューバの共産党機関紙グランマによれば、エースのブランコは1次ラウンド突破が懸かる10日のオーストラリア戦に回る。日本戦の2番手以降は、今季(16〜17年シーズン)国内リーグ最多奪三振の左腕イエラらが務める見込みだ。

 キューバは過去のWBCの対戦で1試合6〜8投手を起用し、小刻みな継投が予想される。日本のデータ収集に自信を見せる指揮官は、勝つ可能性について「お互い50%ずつあると思う」と話した。  (大林 幹雄)

続きを表示

2017年3月7日のニュース