阪神・糸井 初の“ベンチ入り” 福留から“居残り”勧められ

[ 2017年2月24日 07:42 ]

“ベンチ入り”し、ケース打撃を見守る(左から)平野コーチ、糸井、福留
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 右膝関節炎で別調整中の阪神・糸井が、初めて“ベンチ入り”した。午後から実施されたケース打撃。ベンチにはグラウンドを見つめる福留や鳥谷に加え、糸井の姿があった。約1時間に渡ってサインを駆使した攻撃や守備の連係を観察し、「サインプレーを見ていた方が良いと思って。今日はそれだけです。良い週末を!」と充実の表情で帰途に就いた。

 背景には主将からの“居残り指令”があった。実はケース打撃開始前の時点で練習メニューを全て消化。一度は帰りのタクシーを待機させながら福留から残るように勧められた模様だ。主将の粋な配慮に久慈内野守備走塁コーチも「サインプレーなどを全員でやってこそ意味がある」と感謝しきりだった。サブグラウンドでは軽快に約150メートルダッシュを披露。本屋敷トレーナーも「80%ぐらいのダッシュはできている」と回復を認めた。

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2017年2月24日のニュース