オリ金子 “VIP”シート打撃で手応えバッチリ“3回を3安打”

[ 2017年2月23日 05:30 ]

シート打撃に初登板したオリックス・金子
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 開幕投手最有力のオリックス・金子が“VIP”シート打撃に初登板。イニング間を設定した異例の内容で、新助っ人ロメロら打者5人を相手に計47球、23スイングで安打性の当たりは3本だった。

 「試合に近い感じで、イニング間というか、間を開けるということをやりたかったので」

 “金子専用”トレだ。野手がホームの白色のユニホームを着用する中、「雰囲気が出るかな」と金子だけビジターの紺色を選択。実戦3イニングを想定し、約5分のイニング間のインターバル設定を直訴。1イニングを打者4人ないし5人、計15球前後を目安に投げると一旦ベンチへ。その間野手はシートノックを受けるもので、これを2回繰り返した。

 スライダーやカーブなど内外に低めに集め“3回を3安打”。左打者の駿太、小田にはフロントドアも試投し、「使えれば幅も広がると思うし、単純に僕が投げたいというのもある」

 キャンプ中の実戦登板は未定で、今後は3月のWBC各国代表との強化試合や、その後のオープン戦での登板が見込まれる。エースがギアを上げてきた。 (湯澤 涼)

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2017年2月23日のニュース