メンデス22日紅白戦デビュー 全球種見せる!

[ 2017年2月22日 05:42 ]

キャッチボールをするメンデス
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 22日の紅白戦で初実戦に臨むメンデスは予定される1イニングですべての球種を出し惜しみせずに披露する考えを明かした。「まずはコントロールよく自分の球を投げていきたい。(球種は)全て投げたいと思うけど、打者の反応や何を考えているのかを感じながら投げていきたいね」。1メートル91の巨体とドレッドヘアという豪快な風貌とは裏腹に来日初登板へ向けて意図と課題をしっかり思い描いていた。

 1月下旬の来日会見の際に「101マイル(約162キロ)」と公言した剛球に加えてスライダー、カットボール、フォーク、シュート気味に曲がるツーシームと持ち球は多彩。今キャンプで視察を続けている他球団のスコアラーから「クセがない」や「日本人ぽい」と声が上がるように理にかなったフォームと精度の高い制球力も持ち合わせる。

 14日にフリー打撃に初登板した際には試運転段階ながら荒木、江越にバットの芯で捉えられた打球は一本もなく、外野まで運ばれた打球も中前にポトリと落ちた荒木の小飛球だけ。圧巻だった内容の投球が実戦でも再び見られるかどうか注目だ。

 ブルペンには入らず、キャッチボールや体幹トレーニングなどで前日調整。「8回とか、9回とか、いろいろあるけど、与えられたところ、言われたところでしっかり投げるだけさ」。期待の新戦力がベールを脱ぐ時が来た。(巻木 周平)

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2017年2月22日のニュース