悩める阪神ドラ1大山には英才教育継続 待望「プロ初安打」

[ 2017年2月21日 05:30 ]

平野コーチの指導を受ける大山
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 阪神・金本監督は20日、実戦5試合を終え通算15打席無安打と悩むドラフト1位・大山悠輔内野手(22=白鴎大)の今後の育成方針について言及。当面は1軍に帯同させ「英才教育」を施す意向を示した。

 「それ(実戦での先発起用を継続するかなど)は今後、考えます。できるだけ継続して取り組んでいることをやりたいし、逆に違うきっかけが必要かなと思ったりすれば2軍に預けて見てもらうという手もある」

 21日の紅白戦でも先発起用する方向だが、25日の日本ハム戦(名護)からオープン戦も始まる。3月31日のシーズン開幕に向け、チーム自体もカウントダウンに入っていくだけに、このまま結果が出なければ、当然のことながらベンチスタートになるなどチャンスは減少していく。

 「それ(1軍で育成か、2軍で育成か)は僕らの判断。今は継続してやらせましょうかという片岡(打撃コーチ)の意見もあったしね」

 潜在能力の高さは誰もが認めており、待望する「プロ初安打」をきっかけに一気に流れが変わる可能性も十分。大逆転を狙い、大山が試練の時を過ごす。

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2017年2月21日のニュース