大リーグが検討中 練習時間をホームとビジターで逆に メリットは?

[ 2017年2月19日 16:35 ]

打撃練習を行う選手(AP)
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 日本のプロ野球でもそうだが、大リーグでも試合前の打撃練習の順番はホームチームが先に行い、ビジターチームが後と決まっている。しかし現在、大リーグ機構と選手会はこの順番を逆にしようと話し合いを進めているという。米国のニューヨーク・ポスト紙(電子版)が16日に伝えた。

 ホームチームの打撃練習を後に行う理由。まずは商業的なものだ。応援するホームチームの打撃練習が見られるようになれば、より多くのファンが試合前に球場へと訪れるようになり、それに伴い、ビールやホットドッグといった売店の売り上げも伸びることが見込める。

 そして、選手たちにも恩恵がある。遠征で家を空けることが多く、シーズン中は家族との時間を作ることが難しいこともあるだろうが、ホームゲームでの打撃練習が後になれば、日に数時間ではあるが、その分、家族のために時間を割くことも可能になる。

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2017年2月19日のニュース