“走れる捕手”ハムドラ7郡 まずは打!紅白戦サヨナラ弾デビュー

[ 2017年2月19日 05:30 ]

日本ハム紅白戦   白組4―1紅組 ( 2017年2月18日    国頭 )

紅白戦の9回2死一、二塁、サヨナラ3ランを放った郡
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 「走れる捕手」がバットでど派手な紅白戦デビューを飾った。日本ハムのドラフト7位・郡(こおり=帝京)が、1―1の9回2死一、二塁で3年目・立田から左越えサヨナラ3ラン。「思い切っていってやろうと。いいアピールができたと思います」。大嶋の代打で出場した7回の打席でも中越え二塁打。2軍メンバーながら、恒例の1軍との合同紅白戦で強烈なインパクトを与えた。

 50メートル6秒ジャストの俊足。昨年7月16日、夏の高校野球東東京大会3回戦の正則戦では4回に二盗→三盗→本盗を決めて話題を呼んだ。栗山監督は「ああいうところで打てるのは素晴らしい。心に刻ませてもらった」と笑顔。第1、第2クールでは自由参加の夜間練習を欠かさず、中田の打撃に目を凝らしたが、試合では侍ジャパンの4番候補を差し置いて主役を奪ってみせた。

 それでも郡は謙虚。初打席の二塁打を振り返り「外野を抜けたら高校なら三塁打だったけど、送球が早く帰ってきた。勉強になった」。プロのレベルを実感した18歳は1軍への階段を一歩ずつ上っていく。 (春川 英樹)

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