【槙原寛己の目】侍ジャパンの4番はやっぱり筒香 3番は山田

[ 2017年2月18日 09:50 ]

練習試合   DeNA4―5ヤクルト ( 2017年2月17日    浦添 )

<ヤ・D>6回2死、空振り三振に倒れるDeNA・筒香
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 DeNA・筒香が3打席連続三振したけど、心配する必要はない。練習の球と試合でエース級が投げる球は違う。

 石川のスライダーを、球が捕手のミットに収まってからスイングするような「着払い」の空振り。館山は真っすぐにタイミングが合わなかった。小川はフォーク。ほとんど外角球だった最初の2打席は内角に意識があったのか、右腰が早く開くのが少し気になったが、今は生きた球に接して感覚を取り戻す時期。打席ごとに何が足りないかチェックして微調整していく。菊沢と対戦した最後の打席は初球の内角球を積極的に打っていって三直。これなら問題はない。

 侍ジャパンの4番はやっぱり筒香。広角に打てて左投手も苦にしない。そして3番は山田だ。まだ真っすぐには差し込まれているけど、うまく変化球に対応して2安打。2年連続トリプルスリー男はスタメンから外せない。私の中では侍ジャパンの3、4番コンビ。1打席でも多く一線級の投手と対戦して3月7日に備えてほしい。(スポニチ本紙評論家)

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2017年2月18日のニュース