オリ中島　復活見えた２安打　悪癖徹底振り込みできっちり改善

オリックス紅白戦   紅組２―２白組 （ 2017年2月16日    清武 ）

紅白戦の４回２死、中島は中前打を放つ
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　オリックス・中島が初実戦となる紅白戦で紅組の「５番・一塁」で出場。２打数２安打で復活ののろしをあげた。「オフからずっと（球数を）打ってきた。いい感じ」。２回１死、１ボール２ストライクから左腕・山崎福の低め変化球を巧く拾って左前打。４回２死では佐藤逹の初球真っすぐを中前へはじき返した。

　昨季中盤に福良監督から右肩が前に出る悪癖を指摘され、２軍落ちした際にアッパー気味の振りに改善。夏場以降、結果が出始めたこともあり今キャンプでも「数で体に覚えさせるしかない」と全体練習以外で一日約１０００スイングと徹底的に振り込んでいる。指揮官は「良い時の打撃だね。勝負強いですし」と吉田正、ロメロ、Ｔ―岡田の中軸構想に割って入る可能性を示唆した。

　今季は３年契約の最終年。「若いヤツらより打ったろと思っているし、毎日うまくなりたいと思っている。何か変わるんちゃうかな」と自らに期待し勝負の一年に挑む。　（湯澤　涼）