西武・辻監督 ドラ3源田に珍指令!守備基本は「あぶない刑事」に学べ

[ 2017年2月17日 06:43 ]

脇を締めた「あぶない刑事スタイル」で特守を行う源田(右)、左は辻監督
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 最高視聴率26・4%。80年代の人気ドラマが、西武のドラフト3位・源田(トヨタ自動車)にとって遊撃レギュラーを奪取できるかの鍵となる。二塁手としてゴールデングラブ賞8度の辻監督の指導を受けながら1時間25分の特守を行った。

 指揮官から伝授された動きは、ドラマ「あぶない刑事」で、柴田恭兵が刑事役を演じた大下勇次が脇を締めながら銃を持って走る姿だ。辻監督は「(両脇を締めて)両手を体の中にあるようにして、体の中でさばく。手だけじゃイレギュラーも捕れない」と説明。これには、源田も「今まで意識しなかったけど、脇を締めるとグラブがスムーズに出る」と話した。

 ただ、93年生まれでこの日が誕生日だった24歳は「“あぶない刑事”を見たことない」と言い、辻監督から「テレビで見ろ」との珍指令も受けた。偶然にも17日には日本テレビ系の金曜ロードショー「さらば あぶない刑事」が放送予定で、「関係ないね」とも言えなくなった。永江、外崎らと競争する背番号6は「あぶ刑事」を学び、他球団にとって「あぶない」存在になる。 (渡辺 剛太)

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