ヤクルト新助っ投ブキャナン 中日007が警戒「まるで黒田」

[ 2017年2月17日 05:30 ]

打撃投手を務めるブキャナン
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 来日初のフリー打撃登板を行ったヤクルト・ブキャナンが、周囲をあっと驚かせた。谷内に対する22球目。116キロのカーブは、それまでの上手投げではなく、スリークオーター気味に腕の位置を下ろして投げた。

 「打者が自分の球に合っていたときに、(米国でも)投げたりしていた」。事前に球種を知らせる打撃投手で上田と谷内に50球中、安打性を5本に抑えた。

 変則投法は1球だけだったが、谷内は「試合でやられたら“ウワッ”と思うかもしれない」。真中監督も「制球できれば武器」と評価。フィリーズ時代の15年にイチローを三振斬りしたのも、腕を下げたカーブだった。23日の楽天戦(浦添)に登板予定の助っ人は「フロントドア」と呼ばれる右打者の内角のカットボールも武器。中日・善村一仁スコアラーも「まるで(元広島)黒田。制球もいい」と警戒していた。 (川手 達矢)

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2017年2月17日のニュース