阪神ドラ2小野“弱点”見つかる 金本監督がけん制のクセ指摘

[ 2017年2月15日 08:17 ]

けん制で癖が発覚した小野(中央)(右から2人目が金本監督)
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 阪神ドラフト2位・小野(富士大)がスチール防止練習のマウンドに上がり、収穫と課題を得た。

 「実際やってみて、タイムは合格タイムと言われたけど、投げる間とかをしっかりしないといけないと感じた。練習後に癖の話を聞いた」

 クイックモーションで一塁走者の二盗を20回中17回阻止と上々の結果を残した一方で、金本監督からは「けん制の癖というか、ホームに行くタイミングというのは、俺も分かった」と、登板後にけん制の際の癖を指摘された。

 「無意識にやっていたことが癖になっている。セット(ポジション)の入り方だったり。実戦に入る前に発見できたのは大きいし、実戦までに癖をなくせるように」

 今後は指揮官からの助言を参考にブルペン投球などで修正に取り組む。香田投手コーチも「(クイックのタイムは球界で速いとされる)1.2秒かかるか、かからないぐらいで心配ない。けん制は技術を上げられると思う」と今後の伸びしろに期待した。

 「一日一日、自分の学ぶことが多いので充実してる」。伸びのある直球を披露してローテ争いに割って入ろうとしている即戦力右腕が、小技も身につけ、完成度を高めていく。(遠藤 礼)

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2017年2月15日のニュース