中後が渡米 メジャーへ自然体でアピール「まずは自分」

[ 2017年2月13日 05:30 ]

羽田空港から渡米する中後
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 ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待参加する中後が、羽田空港から渡米。「目の前の試合、目の前の打者、目の前の1球を、常に本気で抑え込むつもりでいきたい」と抱負を語った。

 米1年目の昨季はルーキーリーグから参戦し、3Aでは全13試合を無失点。今季はオープン戦で大リーガーの強打者相手にアピールが求められるが、直前まで打者の情報を頭に入れることはしない。「(情報を入れすぎると)意識してしまう。とにかく自分の投球をすればいい。まずは自分」と自然体を強調した。

 オフにはブルペンを例年より前倒し。シーズン中に減った体重もベストの81キロに戻した。「勝負の年ですが、気負わずにやる」。95年の野茂英雄以来、日本選手の23年連続メジャーデビューが懸かる左腕は、持てる力を出し切ることに集中する。 (大林 幹雄)

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2017年2月13日のニュース