オリ金田 紅白戦で“落とし穴”審判ボークの可能性指摘 福良監督激怒

[ 2017年2月9日 08:15 ]

オリックス紅白戦   紅組3―3白組 ( 2017年2月8日    清武 )

紅白戦の2回から登板し、好投した金田だが、審判からセットポジションで静止していないと指摘が…
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 阪神へFA移籍した糸井の人的補償で加入したオリックス・金田が、紅白戦で移籍後初の実戦登板。紅組2番手として1回を3人で抑え、順調な調整ぶりを示した。

 先頭の吉田正をツーシームで空振り三振。伊藤、縞田はともに直球を詰まらせ、一邪飛、二ゴロに打ち取った。直球の最速は145キロを計測したが「この時期としてはいい形で投げられましたが、内容はもう一つ」と自己採点は辛め。登板後にブルペンへと直行。体が倒れて腕の振りが遅れ、球が浮き上がる傾向を修正するため、黙々と投げ込んだ。

 しかし、この後にとんだ落とし穴が待っていた。セットポジションから投げる一連の動作で、橘高淳審判員から「全身の完全制止がない」と指摘された。確かに両腕、両足が小刻みに動き続けているようにも見え、ボークになる可能性も伝えられた。「指摘された以上は(動きを)変えることも考えます」

 金田以上に納得できない様子だったのが福良監督だ。「もう1度ビデオは見るが、自分で考えて作り上げたフォーム。それをダメと言われたらアイツの死活問題だ」と擁護。今後、対策を練っていく。 (桜井 克也)

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