元ハム監督の大島康徳氏 大腸がん告白「新たに歩むべき道ができた」

[ 2017年2月8日 05:30 ]

 中日、日本ハムで活躍し、日本ハム監督を務めた大島康徳氏(66)が7日、自身のブログで大腸がんであることを告白した。「今まで通り、普段通り」のタイトルで昨年10月に発覚した病気について「病名は大腸がん 肝臓に転移があり ステージは4です。」と明かした。既に大腸の手術は終わっており、現在は抗がん剤治療を続けているという。

 大島氏は1968年に大分・中津工から中日にドラフト3位で入団。83年には36本塁打を放ち、山本浩二(広島)と並んで本塁打王に輝いた。88年に日本ハムへ移籍。94年に現役引退するまで実働24年で通算2204安打、382本塁打を記録した。00年からの3シーズンは日本ハムの監督を務め、06年の第1回WBCでは日本代表の打撃コーチとして初優勝に貢献。現在は野球評論家として活動している。大島氏は「病気をきっかけにこれまで野球一筋に歩んできた大島に新たに歩むべき道ができた」と前向きで仕事もこれまで通り続ける意向を明かした。

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2017年2月8日のニュース