巨人・宮国 父・透さん急逝 3日遅れの合流「勝つことが一番の供養」

[ 2017年2月5日 05:30 ]

ノックでジャンピングスローを見せる宮国
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 亡き父に開幕ローテーション入りを誓った。キャンプ初日となった1日未明に父・透さん(享年56)が急性心筋梗塞で急逝し、沖縄県豊見城市内で3日に営まれた告別式に参列していた巨人・宮国が宮崎キャンプに3日遅れで合流した。

 ショックを抱えたまま7年目のキャンプがスタート。この日はキャッチボールやランニングで汗を流した。「急だったので…。僕が投げて勝つことが一番の供養になると思います」。中学校教諭で野球部の監督も務めた父の影響で野球を始めた。葬儀には多くの教え子が駆けつけた。「2000人以上の人に来ていただいた。父のようにみんなに愛される人になりたい」。昨季は中継ぎで34試合に登板。今季は先発の一角を争う立場だが「リーグ優勝と日本一を目指すチームの戦力になりたい」と、天国の父に向けて決意を口にした。 (重光 晋太郎)

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2017年2月5日のニュース