オリ金子よ捕手育てろ!山田久志氏「お前がサインを出しても良いんだ」

[ 2017年2月4日 05:30 ]

自分のフォームを撮影したビデオをチェックする金子
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 オリックス・金子が臨時コーチ初日として訪れたOBの山田久志氏から“捕手育成指令”を受けた。練習後に球場内の一室で約30分間に渡って面談。通算284勝を誇るレジェンドからエース道を伝授された。

 「金子への要望を話したんだ。“お前が捕手を育てろ。お前が引っ張るんだよ。お前がサインを出しても良いんだから”と伝えた。もう13年目、そういうポジションに来ているんだからな」

 近年は伊藤が専属捕手になり、昨季後半戦から主戦を務めた若月とバッテリーを組んだのは1試合しかなかった。捕手育成の役割を説かれた金子は「そういう面もあるんですね。考えていきます」と応えたという。

 キャンプ初ブルペンではカーブ、チェンジアップを交えて22球を投げた。隣のレーンにビデオカメラを設置し背後から撮影し、「テークバックを確認したかった。より良いフォームの方が故障もなくなると思うので」と説明。「シーズン最後まで投げられるよう一日も気を抜かずにやっていきたい」。チームの浮上へ投球以外の使命も負った。 (湯澤 涼)

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2017年2月4日のニュース