楽天オコエ 開幕絶望 9日に手術、実戦復帰へ2〜3カ月

[ 2017年2月4日 05:30 ]

NPB講習会の前に囲み取材に答えるオコエ
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 楽天は3日、オコエ瑠偉外野手(19)が痛めていた右手の精密検査を東京都内の病院で2日に受け、「薬指付け根関節の側副じん帯損傷」と診断されたと発表した。患部には骨の剥離も見られ、9日に都内でじん帯を縫合する手術を受ける予定。実戦復帰までは2〜3カ月かかる見込みで、3月31日のオリックス(京セラドーム)との開幕戦は絶望的となった。

 蒔田大毅トレーナーは「昨年(10月)に中指を痛めていた。そこをかばって痛めたのだろう」と説明。この日に久米島に戻ったオコエは「昨年からのケガを今季まで持ち込んでしまったのが一番の問題。自己管理を徹底し、治療期間をいいものにしていけるように、見つめ直していきたい」と神妙に語った。

 今後は2軍での調整となる。オコエは「できる限りのことをやっていきたい」。久米島入りした1月30日には胃腸炎を発症し、31日の合同自主トレを欠席するなど、勝負の2年目を最悪の形でスタートしたが、この経験を糧にしていくしかない。 (黒野 有仁)

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2017年2月4日のニュース