山崎康 ハマの守護神譲らん 順調3度目ブルペン

[ 2017年1月29日 05:30 ]

早くも今年3度目のブルペン入りをした山崎康
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 絶対的守護神へ、準備は万端だ!DeNAの山崎康が横須賀市内のベイスターズ球場でブルペン入りし、変化球を交えて計30球を投げ込んだ。最後の10球は捕手を座らせての投球で「(キャンプ)初日からいけと言われれば投げられる準備はできている」と充実の表情を浮かべた。

 昨春キャンプでは調整を一任され、初めて捕手を座らせたのが10日目だった。33セーブをマークしたものの、8月に3敗を喫するなど夏場にスタミナ面の不安を露呈。ラミレス監督から「沖縄では投げ込んでもらう」と強化指定選手に指名されていた。

 もちろん、山崎康も自覚している。「僕の課題は1年間を通じて投げる体力」と、オフは長距離走に加えて300メートルシャトルランなども取り入れ、下半身の強化メニューを無休でこなしてきた。そして今年3度目のブルペン入り。ここまで順調な調整ぶりだ。

 27日には抑えのポジションを争う新外国人のパットンが来日した。山崎康は「このキャンプはこれまでと違った心境で臨む」と闘志を燃やす。1年目から守ってきた守護神の座を譲るつもりはない。 (中村 文香)

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2017年1月29日のニュース