オリ新助っ人腕コークは武闘派?総合格闘技トレ明かす

[ 2017年1月28日 06:45 ]

入団会見を終え、長村球団本部長を囲んでポーズをとる(左から)ジョージ、ロメロ、ウエスト、コーク
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 オリックスの新外国人は“武闘派”だった!? フィル・コーク投手(34)が27日、ステフェン・ロメロ外野手(28)ら他3選手とともに神戸市内で入団会見。マーシャルアーツなど総合格闘技や武術をトレーニングに採用していることを明かした。

 「武術の動きをベースに投球動作につなげるんだ。見せてあげたいけど、今日は新品のスーツでね、破れちゃうから。目標?チームのリーダー的存在になることだ」

 先発候補の新助っ人はワイルドな一面をのぞかせ、顔の前で両手を交互にゆったりと動かし太極拳のようなしぐさを繰り返した。4年前から試合前のルーティンで、「日本でもやる。オレの武器だからな」と明言。約30分間の全身運動をランニング代わりにすることで心肺機能を高める効果が期待できるという。

 「サイ・ヤング賞も取ったカージナルスのマイク・スタントンという投手がやっていたトレーニングで、スタントンの先生の教え子にオレは教わっている」

 ただ…。メジャー球界の「マイク・スタントン」には70〜80年代に主にマリナーズなどで活躍した現在64歳の元右腕と、主にヤンキースなどで活躍した現在49歳の元左腕の2投手がいる一方、いずれもカージナルスに在籍した経験はなくサイ・ヤング賞も獲得していない。詳細は謎?に包まれたままだ。メジャー通算22勝を誇る150キロ超の本格派左腕は「先発の準備はできているよ」とニヤリ。ベールを脱ぐときが待ち遠しい。(湯澤 涼)

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2017年1月28日のニュース