阪神 黒虎でG倒や!伝説のダイナマイト打線ユニお披露目

[ 2017年1月26日 05:30 ]

ブラックユニホームを着用し、ポーズをとる狩野(左)と藤浪
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 「黒虎」復活でG倒だ。阪神は25日、巨人との共同企画「伝統の一戦〜THE CLASSIC SERIES〜」の銘打った5月23〜25日の巨人戦(甲子園)で着用する「ブラックユニホーム」を発表した。1948、49年の「大阪タイガース」時代に使用したユニホームのリメーク版で11年以来、6年ぶり。強打を誇った「ダイナマイト打線」と同じ黒に身を包んだ猛虎戦士が、宿敵を打ち負かしに行く。

 「ダイナマイト打線のイメージがあるので、打ち勝つというのが今年の伝統の一戦のテーマ」と球団の担当者。帽子のマークが「O」から「[陽]」に変更されるなど微修正されたが、黒に近い濃紺の精かんなイメージは当時のままだ。23日の試合では入場者全員に限定Tシャツを配り、アルプススタンドで人文字をつくるイベントも企画されている。

 「ダイナマイト打線」は、49年に46本塁打で本塁打王に輝いた藤村富美男、同年39発を放った別当薫らがけん引した強力打線。期間限定で初めてユニホームが復刻された10年もマートン、ブラゼル、新井、城島らが大暴れし、球団新記録のチーム打率・290をマークした。若手主体の今季も、当時のように爆発してほしいとの願いが込められている。

 モデルを務めた選手会長の狩野は「強く見える。10年の時のような、いいイメージで着たい」と歓迎。自らはこのオフに約5キロの増量で“ダイナマイトボディー”をつくり上げ「体は大きくなったけど、動きは例年よりもいい」と手応え十分だ。「巨人には負けたくない。巨人を倒したい」と力強く宣言した。 (山添 晴治)

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2017年1月26日のニュース