吉田正 離脱しない強靭ボディーを!「体が資本なので」

[ 2017年1月15日 05:30 ]

 オリックス・吉田正外野手(23)が14日、故障離脱した昨季の反省を踏まえ、強靱(きょうじん)な肉体の構築へ固い決意を示した。

 「体が資本なので。去年は出来ていない中で振り込んでケガにつながった。柔軟性を含めたコア、ゴムチューブを使って体幹を鍛えています」

 昨季は4月末に腰痛で離脱。1軍復帰した8月中旬から1カ月半で驚異の10発を放ちながら63試合出場にとどまった。食生活にも気を配り、現時点での理想と考える「85キロ、体脂肪率15%」に近い86キロ、同17%前後を堅持。目標の全試合出場へ肉体改造は順調だ。

 トップアスリートの助言も参考にした。宮崎市の観光PRを兼ねた神戸市内でのトークショーではリオ五輪競泳男子の銅メダリスト・松田丈志氏(32)と対面。同氏の地元で春季キャンプを張る縁で実現した共演で、故障防止へ向けた柔軟運動の重要性を説かれ、「意識してやることが大事」と表情を引き締めた。福良監督から「フル出場&30発」を期待される4番候補は「良い結果を出せる確率を上げる準備をしたい」と飛躍の2年目へ意気込んだ。 (湯澤 涼)

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2017年1月15日のニュース