中後 “左殺し”でアピール OP戦でメジャー屈指の強打者斬る

[ 2017年1月13日 05:30 ]

自主トレでキャッチボールをする中後
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 ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待された中後が、オープン戦で「左殺し」をアピールして生き残る。和歌山市内で自主トレを行い、キャッチボールなどで汗を流した左腕は「ここからが勝負。左のワンポイントを求められるし、左打者を抑えない限りメジャーもない」と言った。

 サイドから繰り出すスライダーを武器に昨季はダ軍傘下3Aで13試合に救援し、10回2/3を無失点。同じアリゾナでキャンプを張るチームには、昨季32本塁打で世界一に輝いたカブスの4番リゾをはじめ、ともに同29本塁打のボット(レッズ)、ブラックマン(ロッキーズ)ら、アピールするには格好の左打者がいる。「メジャーはみんな凄いから、(特定の選手は)知らない。アピールするためにはそういうところを抑えなきゃ」と話した。

 例年より5日ほど早い今月10日に初ブルペン入りした中後は、18日(日本時間19日)から3日間のミニキャンプに参加し、2月14日(同15日)からのキャンプに備える。「一球一球、抑えなあかんという気持ちで」と力を込めた。 (渡辺 剛太)

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2017年1月13日のニュース