広島・堂林 復活へ…新井に学ぶ野球と向き合う姿勢「危機感ある」

[ 2017年1月7日 06:45 ]

歯を食いしばりスクワッドする堂林
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 広島・堂林も「アスリート」で自主トレを公開。プロ8年目で初めて元旦から始動したプリンスは、レギュラー奪取に向けて強い意気込みを見せた。

 「今まで以上の危機感がある。優勝に貢献できなかった悔しさもあるので、今年こそはという気持ちがかなり強いです」

 昨季は1軍初出場を果たした12年以降では最少となる60打席に終わった。昨年の秋季キャンプでは強化指定選手に選ばれ一念発起。キャンプ終了後には緒方監督や石井打撃コーチから高い評価を得た。さらに今オフからは新井に師事。打撃面でのアドバイスを受けるだけでなく、野球と向き合う姿勢も学ぶ。

 「新井さんはシーズン中の勝ちに対する思いや、一つ一つの行動がすごい。チームに入り切っている。その姿を見ると見習わないと、と思う」

 現在はシーズン中より2キロ増の体重92キロ。この日は重さ130キロのバーベルを担いで、スクワットを10回行った。「体の状態は今までで一番良い」と笑顔をのぞかせる。「やっと本当の勝負ができる、という気持ち」。勝負の年に向けて気持ちは燃えたぎっている。(柳澤 元紀)

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2017年1月7日のニュース