栗山監督 ディープインパクトと1年ぶり再会 大谷育成のヒント得る

[ 2017年1月7日 05:41 ]

ディープインパクトに再会する日本ハム・栗山監督                               
Photo By スポニチ

 日本ハム・栗山監督は北海道安平町の社台スタリオンステーションを訪問。種牡馬として繋養(けいよう)されている日本競馬界の至宝、ディープインパクトと1年ぶりの再会を果たし、大谷の飛躍のヒントをつかむとともに連続日本一を誓った。

 「去年の勝ち方はディープそのもの。感謝の思いを伝えたかったし、もう一度、彼の凄いオーラを感じさせてもらいたかった」。1年前に訪問した際に「勝ち方を教えてくれ」と願った。記念のたてがみを監督室に飾った昨季は、ディープばりの差し脚で11.5ゲーム差を大逆転して優勝した。

 伝説を残したディープと大谷を重ねる栗山監督は、同ステーションの徳武英介氏の育成方針からヒントも得た。「子馬は自由に走らせて体力をつけ、心を鍛え、技術は最後。野球も同じ。翔平(大谷)は心がしっかりしているから、今はまだ体を鍛えること。技術は後でいい」。さらなる飛躍に技術よりも体力を挙げた。徳武氏から贈られたたてがみは再び監督室に飾る。連続日本一へ、今季も剛脚で駆け抜ける。 (秋村 誠人)

続きを表示

2017年1月7日のニュース