ロッテドラ1千隼 今年の1文字は「飛」「名前にも隼がある」

[ 2017年1月7日 05:30 ]

地元の小学生と坂道ダッシュを行う佐々木(右)
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 とり年に千隼が羽ばたく!ロッテのドラフト1位・佐々木(桜美林大)が6日、東京都町田市内の桜美林大グラウンドで自主トレを公開。今年の抱負として「飛」の1文字を掲げた。

 「飛躍という意味を込めて、1年間飛ぶように活躍できたらいい」と意気込むと「とり年ですし、名前にも隼(ハヤブサ)がある」と爽やかに笑った。

 とり年に、プロの世界に飛び込むのも運命か。「タカ(ソフトバンク)やワシ(楽天)に負けないようにしたい」と「とり年」に縁のある球団へのライバル心も忘れなかった。「カモメ」がマスコットのロッテも、前回のとり年だった05年は日本一に輝いた。当時11歳だった千隼少年も日本シリーズをテレビ観戦し「里崎さんが活躍されていたのが印象に残っている」と語った。ファンではなかったが、実家にはなぜか当時のロゴ入りメガホンが飾られていたという。干支(えと)が一回りし、縁深いチームで12年ぶりのリーグ優勝を目指す。

 この日は思い出の詰まった母校の球場で約2時間汗を流した。石垣島キャンプ初日となる2月1日のブルペン入りを見据え、キャッチボールでは力のある球を投じた。坂道ダッシュでは居合わせた子供たちと走り自然と笑みがこぼれた。「チームの勝利に貢献して、結果的に新人王のタイトルが獲れるように」。千隼の年へ、飛び立つ準備を整えている。 (町田 利衣)

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