伝説の長嶋語 「魚へんにブルー」で鯖、「失敗は成功のマザー」

[ 2017年1月6日 05:35 ]

監督時代の長嶋氏
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 長嶋氏は監督時代などに選手を指導した際、熱が入れば入るほどその口から「ビュッ」「パーン」「ピシッ」などの擬音が次々と飛び出した。

 元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏は、そんな師の教えを「みんなが思うより(言っていることは)シンプル」と表現。バットマンならではの、感覚的に共鳴できる言葉の数々だった。ミスターは擬音だけでなく、「魚へんにブルー」(「鯖=サバ=」という漢字の書き方について)「失敗は成功のマザー」(エジソンの格言「失敗は成功の母」が語源)など、英語を交えた語録も駆使した。

 ≪ミスターの主な擬音語≫

 ★ファッ スパッ バッ(打席でボールを見逃した時の三段活用)

 ★ダッ パーンッ(自らトスを上げて打撃指導。押し出す側の手の動きを表現)(インパクトからフォローにかけて)

 ★パッ サッ タッ(左足を踏み出す時にトップの位置を決める)

 ★パアッ ブワーッ(ボールを巻き込んで、腰の回転で豪快にスイング)

 ★パーンッ スパーンッ(打席でボールがキャッチャーミットに吸い込まれるさま)

 ★パッパッパッパッ パッ(トップの位置から最短距離でバットを出す)

 ★ハッ!ハッ!ハッ!(監督時代の炎のノック。下腹に力を入れろ、のメッセージ)

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2017年1月6日のニュース