ウォシュレットが決め手?中田 ハム米国キャンプ回避 国内調整へ

[ 2016年12月29日 06:30 ]

今年2月にアリゾナキャンプに参加した中田
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 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本ハム・中田が、来年2月の沖縄・国頭(くにがみ)での2軍キャンプに志願参加する。1軍は昨年に続き米アリゾナキャンプを行うが、「国頭の方がゆっくり調整できると思った」。2軍スタートはプロ10年目で初。国内調整を経て、同2月下旬から始まる侍ジャパン強化合宿に合流する。

 「(球団から契約更改)下交渉の時に“どっちでもいいよ。選んで”と言われた」。時差ボケは苦にしないが、今年のアリゾナは極端な寒暖差や「温水洗浄便座」のないトイレ環境に悩まされた。来年はWBC開催によってメジャーキャンプ日程が早まり、同地でのキャンプも2クールのみ。「その間も沖縄で打ち込みができる。そっちを選ばせてもらった」とコンディション面を優先したことを明かし、最後は「ウォシュレットができたら考えるけど…」と中田節で笑い飛ばした。

 大谷と大野はアリゾナキャンプに参加するが、宮西、増井は不参加の見込み。WBCに備えて、実戦形式の練習も必要で、中田は「そういう機会があれば、シート打撃で打席に立ちたい」と侍でも同僚となる先輩投手の力も借りて、沖縄から世界一を目指す。

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2016年12月29日のニュース