広島 赤松が胃がん 来年手術へ 胃の半分は切除「野球続けられるのか不安」

[ 2016年12月28日 19:51 ]

胃がんであることを明らかにした広島・赤松
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 広島の赤松真人外野手(34)が28日、胃がんを患っていることを明らかにした。

 来年1月上旬に広島市内の病院で手術を受ける予定で「命に関わるとかではないけど、手術しないといけない。早く治して(復帰する)前例になるようにしたい」と話した。球団トレーナーによると、がんは初期段階という。

 赤松は15日に広島市内の医療機関で個人的に健康診断に臨み、初めて受けた胃カメラ検査でがんが見つかった。自覚症状は全くなかった。手術では胃の半分は切除するそうで、状況次第で全摘出もあり得るという。

 好守の外野手で、今季12盗塁をマークするなど、貴重な脇役としてチームの25年ぶりのセ・リーグ制覇に貢献した。「生存率からすれば生きられるとは思う。ただ、野球を続けられる体になるのかという不安の方が大きい」と吐露した。

 赤松は立命大からドラフト6巡目で2005年に阪神入りし、08年に広島に移籍した。

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