大瀬良アニキ“新人ウェルカム”連覇へ一体感重要

[ 2016年12月18日 05:30 ]

サイン会を行った大瀬良
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 広島・大瀬良大地投手(25)が17日、連覇に向けて“新人ウエルカム”の姿勢を強調した。

 「1年目はわからないことだらけで大変だと思う。聞かれたことには答えてあげたい」。新人6選手中、実に5人が投手。頼れるアニキの側面をのぞかせるのには大きな理由がある。「今年、なぜチームが強いんだろうと考えたとき、去年よりも一つの目標に向かって一体感があるからだと思った。来年はよりそれを強くして、また優勝できるようにしたい」

 巨人や阪神がFA補強を進める中、連覇を達成するには戦力の底上げはさることながら、団結力のさらなる強化も不可欠。そのための一助となる心積もりだ。一方で「才能ある選手たちが入ってくる。立場的にうかうかしていられない」と対抗心も忘れることはない。

 この日、東広島市の野球用品専門店「東広島スポーツ」で行ったサイン会前にも、マツダスタジアムでトレーニングを行った。今季は右肘痛で出遅れ、1軍の戦力となったのは8月から中継ぎとしてだった。先発再転向を目指す右腕は、復権に向けて必死に汗を流している。(柳澤 元紀)

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2016年12月18日のニュース