広島・田中 倍増7800万「1番打者にこだわり持ちたい」

[ 2016年12月15日 11:29 ]

 広島・田中広輔内野手(27)が15日、広島市南区の球団事務所で来季の契約交渉に臨み、4000万円アップの年俸7800万円(金額は推定)でサインした。

 「出塁率の部分と得点数の部分を評価してもらった。その2つの数字を意識しながらやったのでよかった」

 不動の1番打者として、リーグ10位の出塁率・367をマーク。得点数102はヤクルト・山田と並んでリーグ1位だった。

 また、打率・265、13本塁打、39打点、リーグ2位の28盗塁を記録。今季は遊撃手という守備の負担が大きいポジションながら、リーグ唯一の全試合フルイニング出場を果たした。

 クライマックススリーズ(CS)ファイナルステージでは4戦で、打率・833(12打数10安打)、出塁率・882(17打席で15出塁)。驚異的な数字を残しMVPに輝き、日本シリーズ進出に大きく貢献した。

 来季に向けて「今年1年間、1番でずっとやらせてもらって、面白さややりがいを感じた。こだわりをもっていきたい」と1番打者を譲らない意気込みを示した。

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2016年12月15日のニュース