安宅一矩さんが年間大賞受賞 スポニチ選定「タイガース川柳」表彰式

[ 2016年12月5日 05:30 ]

「タイガース川柳」年間大賞を受賞した安宅一矩さん(左)と成瀬國晴選考委員長
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 スポニチ選定「第12回タイガース川柳」の年間大賞表彰式が4日、大阪茶屋町のMBS・ちゃやまちプラザであり、4―1で勝利した9月19日の巨人戦での戦いぶりを詠んだ「超変革の 一部披露し 快勝す」の安宅(あたぎ)一矩さん=宝塚市在住=が大賞を受賞、表彰された。

 初回に高山の7号ソロで先制、2回にはゴメス、原口、板山の安打と北條の2点二塁打で3点。投げては岩貞が8回を5安打1失点の好投で勝利投手となった。ゴメスを除いて、超変革の申し子たちのそろい踏みだった。

 まず選考委員長の成瀬國晴さん(イラストレーター)が「今年は金本監督が超変革を我々の前で見せてくれました。巨人に聖地・甲子園で勝てなかったが、最後に勝ち、超変革も見せてくれた」と受賞理由を語った。

 表彰式では石塚徹大阪本社編集局次長が安宅さんに表彰状と賞金10万円を贈った。安宅さんは「小学6年の昭和24年から阪神を応援し始めて70年近くになります。まさか私がこんな賞をいただくとは夢にも思いませんでした」と話した。

 記念句会では「虎変わる」の席題で参加者30人が一句作り、大阪市の喜多哲士さんの「中堅の 尻に火が点き 虎変わる」が優秀賞に選ばれた。入賞者にはスポニチ賞、成瀬賞、司会の女優、歌手・松原美穂からの松原賞などが贈られた。

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