ただ一人の山梨県出身現役、巨人・松本 次世代出てきて「僕も頑張る」

[ 2016年12月5日 05:30 ]

日本プロ野球選手会「ベースボールクリスマス2016in山梨」 ( 2016年12月4日    山梨県甲府市・山日YBS野球場 )

参加者のプレーを見守る巨人・松本
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 日本プロ野球選手会は4日、山梨県甲府市の山日YBS野球場で「ベースボールクリスマス2016in山梨」を開催。セ・パ12球団の26選手が参加する中、球界でただ一人の山梨県出身である巨人・松本が、次世代の「地元発のプロ野球選手」誕生を熱望した。

 「一人しかいないのは知っています。こういうイベントをきっかけに、ぜひ増えてほしい」。47都道府県の最大勢力は大阪府。かつて元巨人監督の堀内恒夫氏、日本人メジャーリーガー第1号の村上雅則氏らを生んだ山梨県は現在、最下位だ。この日は地元の子供たちに加え、松本が小学校時代に在籍した「日川野球スポーツ少年団」の選手11人も来場。「原点だし、ここで育った思い出もある。みんなが喜んでくれてうれしい」。キャッチボールなどで交流し、約1万人の入場者から大きな拍手を浴びた。

 「もっと山梨出身の選手が増えるよう、僕も頑張る」と、松本は誓った。チームでは足のスペシャリストだった鈴木が現役を引退。来季の目標に「20盗塁以上はしたい」と自己最多の数字を掲げ、はつらつプレーで地元を盛り上げる。 (鈴木 勝巳)

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2016年12月5日のニュース