日本ハム移転巡り4者協議 札幌ドームは「多目的球場」で一致

[ 2016年12月3日 19:25 ]

 プロ野球日本ハムが札幌ドームから本拠地移転を検討していることを巡り、札幌ドームと所有者の札幌市、利用者の日ハム、サッカーJリーグの北海道コンサドーレ札幌の4者が3日、今後の方向を話し合う協議会を開いた。札幌市の秋元克広市長は「これまで通り、スポーツやコンサートなど多目的な球場を目指すことで一致した」と説明した。

 非公開の協議会は、約1時間で終了。日ハムは野球中心の新球場建設を検討しているとされていたが、具体的な言及はなかったという。4者は今後もドーム利用の在り方について協議を続ける。

 札幌市は日ハムのドーム残留を求めていた。秋元市長は協議会冒頭で「施設、運営面の課題が明らかになってきている。忌憚のない意見交換をしたい」とあいさつした。

 日ハムはこれまで、札幌ドームに対して劣化していた人工芝の張り替えや来場者へのサービス向上を求めていた。

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2016年12月3日のニュース