広島・小窪“選手会長手当”で現状維持「プレーの面ではダウン」

[ 2016年12月1日 06:19 ]

契約を更改し会見する小窪
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 “選手会長ボーナス”だ!広島・小窪哲也内野手(31)が30日、広島市の球団事務所で来季の契約交渉に臨み、現状維持の年俸4000万円(金額は推定)でサインした。

 「プレーの面ではダウンだと思うんですけど、選手会長としてリーグ優勝に貢献できたというところで、現状維持でやっていただいた。納得しています」

 今季は代打で45度起用されるなど69試合に出場も、打率・217、2本塁打、10打点の成績に終わった。それでも選手会長1年目で、投手陣と野手陣、そして選手とフロントのパイプ役となった。査定担当の鈴木球団本部長からも「数字的にはよくなかったけど、いろいろなサポートをしてくれて25年ぶり(優勝)という結果が出たから」と評価された。

 プレーヤーとしても、今季限りで引退した黒田からのエールを胸に刻み来季へと向かう。「『今の現状に満足するな』と厳しいお言葉をもらった。オフからしっかりやっていきたい」。15年には代打で打率・380をマークした。黒田が抜けて、より選手会長の重責も増す。連覇に背番号4は欠かせない。(柳澤 元紀)

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2016年12月1日のニュース