斎藤雅樹氏「本当に幸せ者」殿堂入りを祝う会 10・8思い出話も

[ 2016年12月1日 05:40 ]

鏡開きを行う(左から)巨人・高橋監督、久保球団社長、燦燦会・岡村副会長、御手洗会長、斎藤2軍監督、熊崎コミッショナー、読売新聞・白石会長、王貞治氏、巨人・老川オーナー
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 巨人・斎藤雅樹2軍監督(51)の「野球殿堂入りを祝う会」が30日、都内のホテルで開かれた。球界を中心に、王貞治ソフトバンク球団会長(76)や原辰徳前監督(58)、高橋由伸監督(41)ら350人が出席した。

 壇上で3人の息子から花束を贈られた斎藤氏は「こんなにたくさんの方においでいただき、本当に幸せ者です。皆さま、一人一人のおかげで殿堂入りできたと思っています」と感謝し、温かい拍手に包まれた。94年の中日との優勝決定戦「10・8」がテーマの座談会も催され、当時継投した槙原寛己氏(53=スポニチ本紙評論家)、桑田真澄氏(48)と思い出を語り合った。

 82年のドラフト1位で巨人入りし、89年に藤田監督の助言をきっかけにサイドスローに転向し才能が開花。同年に11試合連続完投勝利のプロ野球記録を達成するなど20勝を挙げた。沢村賞3度は歴代最多タイ。圧倒的なパフォーマンスで、巨人ではこの日出席した堀内恒夫氏(68)以来となる、8年ぶりの殿堂入りとなった。

 ◆主な出席者 御手洗冨士夫(燦燦会会長)、岡村正(同副会長)、熊崎勝彦(プロ野球コミッショナー)、王貞治、奥ノ木信夫(川口市長)、新藤義孝(衆議院議員)、小久保裕紀(侍ジャパン監督)【巨人軍関係者】老川祥一(オーナー)、金田正一、堀内恒夫、柴田勲、鹿取義隆、原辰徳、吉村禎章、槙原寛己、桑田真澄、高橋由伸(敬称略)

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