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森福、巨人移籍決断の理由激白…精進より挑戦、杉内さんとプレーを

カメラマンに向かってVサインしながらコースを移動する森福
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 ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した森福允彦投手(30)が30日、巨人への移籍を決めた。この日、福岡県内で開催された選手会納会ゴルフに参加。その後、親しい関係者らと最終的な協議をし、決断した。1日に福岡市内の球団事務所を訪れ正式な移籍報告を行う。11月11日に福岡市内のホテルで巨人と初交渉に臨んで以降、残留か移籍かで熟考を重ねてきたが、その苦悩や決断の理由をスポニチ本紙に独占激白した。

 悩んで、悩んで、悩み抜いて、巨人に移籍することを決めました。10年間お世話になったソフトバンクには、今日、球団事務所にうかがい、最後のごあいさつをさせていただくつもりです。

 お世話になってきた球団にとどまって「精進」するのか。それとも新天地での「挑戦」を選ぶのか。寝付けない日もありました。許されるならもっと時間をかけたかった。これが本音です。ただ、これ以上長引かせると、ソフトバンク、巨人の両球団に迷惑をかけてしまう。だから「11月30日」を一つの期限にしようと考えていきました。

 決断の一番の理由は、先ほども触れた「挑戦」です。ホークスで中継ぎとして使ってもらい、日本一も経験できた。でもここ数年は、1イニングではなくワンポイントでの起用が多かった。FA宣言をした際、自分の言葉足らずで起用法への不満と受け取られてしまいましたが、それは誤解です。

 そもそも起用法は首脳陣の方が決めるもの。ベンチから見て「ここは森福に任せよう」という安定感がなかったからこそ、こういう立場になったと理解しています。だからこそ慣れ親しんだ球団を出て、もう一度、厳しい環境に身を置き、一から競争する。自分を鍛え直すことが必要なのではないかと感じました。

 ソフトバンクには、感謝という一言では片付けられないくらいの恩義を感じています。野球選手としては体の小さい自分をプロに導いてくれたスカウトの方々。起用してくれた王さん、秋山さん、工藤監督。小久保さんや松中さん、(斉藤)和巳さんら先輩たちもかわいがってくれて、後輩たちにも助けられました。

 名前を挙げればきりがありませんが、移籍の決断には杉内さんの存在がありました。プロ入り前から憧れ同じチームに入団することができました。自主トレにも連れて行ってもらいました。巨人でもう一度、同じユニホームを着てプレーをしたいという気持ちが日に日に強くなりました。

 11月23日にソフトバンクのファンフェスティバルに参加しました。FA宣言後で「出ていいの?」という気まずさも少しだけあった。ところがファンの方からは「残ってください」というストレートな意見も、「どこに行っても応援します」という優しい声もいただきました。中には「巨人に行って、もうひと花咲かせてこい!」と叱咤(しった)してくれた方までいました。改めてファンの方々の存在の大きさに気づかされました。

 巨人は交渉解禁初日、福岡まで足を運んで一番に交渉してくれました。秋季キャンプを指導中だった高橋監督は、わざわざ中断して、電話までくれました。凄くうれしかったし、自分を必要としてくれているのを感じました。待ち受けるチーム内の厳しい競争に勝って、必ずやプレーで恩返しをしたいと思っています。ファンの方には、今後とも応援していただければ幸いです。

 ◆森福 允彦(もりふく・まさひこ)1986年(昭61)7月29日、愛知県出身の30歳。豊川では甲子園出場なしも、2年時に56イニング連続自責点0の愛知大会記録を樹立。シダックスでは05年スポニチ大会新人賞。同野球部の廃部に伴う特例で、社会人2年目の06年大学生・社会人ドラフト4巡目でソフトバンク入団。10年8月27日のロッテ戦(ヤフードーム)でプロ初勝利。1メートル72、66キロ。左投げ左打ち。 FA有資格選手

[ 2016年12月1日 08:25 ]

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