広輔 来季こそ盗塁王!憧れ野村氏&石井コーチ獲ったタイトル

[ 2016年11月28日 05:30 ]

トークショーを行った田中(左)と安部
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 広島・田中が27日、広島市内のショッピングセンターで安部とトークショーを行った。少年期のあこがれの選手として、野村謙二郎氏と石井打撃コーチというかつての盗塁王の名前を挙げ、自らも同タイトルを獲得する意気込みを示した。

 「1番を打ち続けるために、当然そこ(盗塁王)を目指さないといけない。今年、もう少しで手の届くところまで来ましたし。せめて30(盗塁)はしたい」

 今季は不動の1番打者としてフルイニング出場。リーグ2位の28盗塁を記録したものの、ヤクルト・山田の30盗塁にわずか及ばなかった。来季こそは…の思いだ。

 成功率アップにも意欲的だ。「前半戦は僕が塁に出て、走って、ホームに還ってくるというリズムがあったけど、最後は尻すぼみしてしまった。もう1回ピッチャーの研究をしないといけない」

 9月に7盗塁死など、リーグワーストの19盗塁死を喫した。投手のクセ探しをあらためて行い、失敗数減少に努める構えだ。さらに来季は、未完成ながら軽量化されたスパイクを使用予定。準備着々のリードオフマンが、33年ぶり日本一へと引っ張る。(柳澤 元紀)

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2016年11月28日のニュース