“イケメンすぎる捕手”ロッテ寺嶋 テニストレで球界の錦織に

[ 2016年11月27日 05:30 ]

テニストレで汗を流す寺嶋
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 ロッテの「イケメンすぎる」捕手・寺嶋が「テニスの王子様」になる。25日、ロッテ浦和球場で自主トレを行った24歳は、ネットに向かって黙々とサーブを打ち込んだ。「体幹のねじれを使って、ひねった反動で投げる練習。夏頃からテニスを取り入れて、送球が良くなった」と話した。

 髪をなびかせてラケットを振る姿はテニス選手のように様になっていた。だが、「最初はボールに当たらなかったんですよ」と苦笑い。サーブを打つ腕の動きもスローイングにつながっているという。

 創価大から14年ドラフト4位で入団し、「マスク」をかぶるのがもったいないほどの甘い「マスク」で話題となったが、2年間は1軍出場なし。「消えましたね」と自虐的に笑う。24日の契約更改では減額制限いっぱいの25%ダウンとなる年俸675万円でサインしたばかりだ。

 大学の2年後輩の田中はドラフト1位でソフトバンクに入団。「負けていられない。大学で自主トレをやっても(記者が)みんな向こうに行くと思いますけどね」と話した。今季はイースタン・リーグで外野にも挑戦したが、「捕手でいきたい」。話題性だけで終わらせるわけにはいかない。背水の3年目へ、寺嶋は闘志を燃やしている。(渡辺 剛太)

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2016年11月27日のニュース