上武大 先発山下、無失点記録止まるも4強進出貢献「気持ち入った」

[ 2016年11月13日 19:29 ]

神宮大会大学の部準々決勝 ( 2016年11月13日    神宮 )

<名城大・上武大>力投する上武大先発・山下

 上武大の無失点男・山下仁投手(4年、須磨翔風)が名城大戦に先発。これまで関甲新リーグ、関東大学地区予選、この大会の初戦で完封と続けてきた無失点記録が52イニングで途切れた。

 3回、1死二塁の場面で内野手にエラーで出て自責点はつかなかったが、スコアボードには「1」が入った。

 「自分では(無失点は)知っていましたが、黙ってたんです。報道で出てしまって初回に失点するんじゃないかと思ってました。内野手にはいつも助けられているので仕方ない。逆に気持ちが入りました」

 山下は決して責めることなく、その後は6回まで無失点でマウンドを降りた。次の相手は明大。「全部行くつもりでいます。六大学相手だと、自然と気持ちが盛り上がります。しかし気持ちは熱く、頭はクールで臨みたい」神宮大会はまだ優勝はない。“ドクター0”が秋の日本一へ連投も辞さずの姿勢を見せた。

続きを表示

2016年11月13日のニュース