12球団55人スカウトが清宮に熱視線「1位競合は間違いない」

[ 2016年11月13日 05:30 ]

明治神宮野球大会第2日 ( 2016年11月12日    神宮 )

<静岡・早実>清宮の打席をスカウト陣が見守る

 来秋ドラフトで最大の目玉となる清宮を見るため、神宮球場のネット裏には全12球団55人のスカウトが集結した。

 高校通算75本塁打を誇り、プロで和製大砲候補となる逸材。最多の10人で視察した中日の正津英志スカウトは「1位で競合するのは間違いない。長打力に加えて、お客さんを引きつけるものを持っている」と話し、巨人の吉武真太郎スカウトは「潜在能力は抜群。自分の頭で考えて進化しようとしている」と高く評価した。

 「清宮世代」が集まった全国舞台。前日は同じ左の強打者としてドラフト候補に挙がる履正社・安田が登場するなど、同世代の選手たちと比較する絶好の機会だ。阪神の畑山俊二アマスカウト統括補佐は「しっかりスイングできた時の打球はやはりトップクラス。体力的な成長も見てとれる」とうなずいていた。

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