初Vヤマハ・美甘監督 目潤ませ「何とか日本一になりたいと…最高です」

[ 2016年11月8日 21:09 ]

第42回日本選手権決勝 ( 2016年11月8日    京セラD )

<ヤマハ・日本通運>悲願の初優勝を飾り、歓喜のヤマハナイン

 社会人野球の第42回日本選手権は8日、京セラドームで決勝戦が行われ、2大会ぶり23回目出場のヤマハ(静岡)が日本通運(埼玉)に3―2で競り勝ち、悲願の初優勝を果たした。

 就任2年目の美甘(みかも)将弘監督(42)は「(社会人野球の)2大大会である都市対抗も前回の優勝(1990年)からもう四半世紀以上が経っている。我々で何とか日本一になりたいという思いでやってきたが、きょう実現できて最高です」と目を潤ませ、感無量の様子。

 9回には1点差に追い上げられ、なおも無死三塁のピンチが続いたが、九谷が同点は許さず。「何が何でも勝ちたいという皆の思いが九谷に乗り移ったんだと思います」と誇らしげに胸を張り、「偉大な先輩方に追いつけ、追い越せでまた新しい伝統をつくっていきたい」と未来を見据えた。

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