西武の呉念庭 獲るぞ正遊撃手&WBC台湾代表入り

[ 2016年11月8日 06:50 ]

シート打撃で盗塁を決め、台湾代表の郭泰源監督にアピールした西武・呉念庭(左)

 西武の1年目・呉念庭が、遊撃レギュラー獲りとWBC台湾代表入りをダブルで誓った。秋季キャンプ(宮崎・南郷)3日目のシート打撃を、西武の元エースで台湾代表監督の郭泰源氏と、代表ヘッドコーチを務める父・呉復連氏が視察。打撃は2打席連続で併殺打に終わったが、1盗塁を成功させるなど守備と足でアピールした。

 呉念庭は来春のWBC台湾代表の候補で、郭泰源監督は「打撃が柔らかくてバットの芯に当てるのがうまい。同級生の息子だけど、父親よりセンスがあるんじゃない」と評価する。呉復連コーチは代表チームで正遊撃手だった台湾の英雄でもある。「父と一緒にWBCの舞台に立つのが夢です」と呉念庭。西武でも遊撃のレギュラー候補で、辻監督は「(来春に)台湾代表にとられるのは困ると悩むぐらいになってほしい」と期待を寄せた。 (重光 晋太郎)

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