バント失敗で高山にカミナリ「ずっと立っとけ!アホ!」

[ 2016年11月5日 06:40 ]

回表(白)送りバントを失敗し、その場で打球を見上げる高山(右は坂本)

 紅白戦で阪神・高山に“雷”が落ちた。4回の第2打席。無死一、二塁の場面だ。カウント1ストライクからの2球目をバント。結果は捕邪飛だった。バント失敗に終わり、一塁に走ることなく打席内で止まっていた。その直後に中村外野守備走塁コーチの怒号が飛んだ。

 「ずっと(その場に)立っとけ! アホ!」

 結果は捕邪飛となったが、打球の行方と捕手の判断次第では三重殺の可能性もあった。それだけに一塁に走らなかった凡ミスを厳しく叱責(しっせき)。「(走るのは)普通のこと。シンプルに駄目なこと。怒らないと年を取ってから苦労する。彼は1年目。何でも“1”が大事」。同コーチは最後まで厳しい表情を崩さなかった。すべては期待の裏返し。過酷な練習が続く今キャンプでは、小さな過ちも見逃さない厳しさがある。

続きを表示

2016年11月5日のニュース