オリックス「トップ会食」糸井引き留めに全力

[ 2016年11月5日 05:49 ]

オリックスの糸井

 オリックスの西名弘明球団社長が4日、福良監督、長村裕之球団本部長と「トップ会食」のため高知入りし、1日のFA宣言後初めて糸井について言及した。「彼の判断に任せる。それ(他球団の評価)は聞かないでと言ってもね。彼にとって最大のチャンスで、FAは選手の権利だから」とし一定の理解を示した。

 高知市内の料亭で指揮官、同本部長の他にコーチ陣らも交え約20人で臨んだ2時間半の会食では、糸井の善後策や来季に向けた補強戦略などを話し合ったとみられる。

 球団側は既に4年総額18億円前後の条件を提示。最大限の誠意を示している現状を踏まえ、西名社長は「引き留めてくれ、というのは間違いない。うちは待たざるを得ない状況。それ(糸井流出なら戦力ダウン)は常識で言ったらそう」と説明。今後の動向を注視しながら糸井の引き留めに全力を注ぐ。(湯澤 涼)

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2016年11月5日のニュース