雄平FA権行使せず残留「来年もヤクルトの力になりたい」

[ 2016年11月1日 05:30 ]

ヤクルトの雄平

 今季に国内FA権を取得したヤクルト・雄平が権利を行使せず、残留することを明らかにした。この日の秋季練習後、球団に来季残留の意向を伝え「来年もヤクルトの力になれるように頑張りたい」と語った。

 今季は108試合出場で打率.296、7本塁打。7月下旬に左脇腹痛で1カ月以上も戦線離脱したが、攻守でチームへの貢献度は高い。球団は今オフ、中日・平田がFA権を行使した場合に獲得に乗り出す方針だが、同じ外野手の雄平とも、これまで水面下で2度の残留交渉を行っていた。昨季のリーグ優勝から5位に転落したチームにとって巻き返しに欠かせない戦力となる。投手で入団し、野手転向してから大きな花が開いた苦労人の雄平も14年間在籍する球団への愛着が強く、残留を決断した。

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2016年11月1日のニュース