ロッテ育成ドラ2菅原 上原ソックリ「雑草魂」見せるぞ

[ 2016年10月27日 06:30 ]

永野チーフスカウト(左)、諸積スカウト(右)から指名あいさつを受けたロッテ育成2位・菅原
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 ロッテから育成ドラフト2位で指名された日本ウェルネススポーツ大の菅原祥太外野手(23)が茨城県利根町の同大で指名あいさつを受け、「雑草魂」で支配下選手登録を勝ち取る覚悟を口にした。大学2年時に投手から外野手に転向した左の強打者は、諸積兼司スカウトから「ソフトバンクの柳田のようにトリプルスリーを狙える選手」と期待され「野手になろうと思ったきっかけが柳田さん。雲の上の存在だけど、少しでも近づきたい」と意気込んだ。

 レッドソックス・上原似で中学時代のニックネームは「上原」。上原は控え投手だった東海大仰星から一浪を経て大体大に入学し、巨人、レ軍と名門の中心選手に上りつめた。1メートル83、95キロの体格で、50メートル走5秒8、スクワット230キロと身体能力の高い菅原は「一生懸命アピールしたい」と自慢のフルスイングで成り上がることを誓った。

 伊東監督も「うちにはいないタイプ。入ったら(指名)順位は関係ない」と期待する。同大は全日本大学野球連盟ではなく、社会人野球を統括する日本野球連盟に所属。大学生ながら社会人野球出身の変わり種が、プロ野球界で花を咲かせる。(東尾 洋樹)

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