68年ぶりか108年ぶりか　あすＷＳ開幕　ムネリンも前日練習

ワールドシリーズ開幕前日、記者会見場でポーズをとるカブス・川崎
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　米大リーグのワールドシリーズ（７回戦制）は２５日午後８時８分（日本時間２６日午前９時８分）に、インディアンス（ア・リーグ）が本拠地クリーブランドにカブス（ナ・リーグ）を迎えて開幕する。インディアンスは１９年ぶりの同シリーズ出場で６８年ぶり３度目の制覇を目指し、カブスは７１年ぶりの出場で１０８年ぶり３度目の頂点を狙う。

　第１戦の先発はインディアンスがレギュラーシーズンで１８勝（９敗）を挙げた右腕クルバー。カブスはレギュラーシーズン１９勝（５敗）、リーグ優勝決定シリーズで最優秀選手に輝いた左腕レスターが先陣を切る。

　２４日は両チームとも調整に励んだ。記者会見では、インディアンスのフランコナ監督が「（レスターを相手に）勝つのは簡単ではないが、第１戦に全力を注ぎ込みたい」と意気込み、カブスのマドン監督は「多くの選手にこの経験を楽しんでほしい」と語った。

　前日練習は気温１１度前後と肌寒い中で行われ、出場登録から外れる見通しのカブスの川崎も参加した。

　▼カブス・マドン監督の話　選手には全ての瞬間を楽しんでほしい。ここまで勝ち上がるのは大変なこと。ほとんどの選手にとっては初めての舞台となる。プレーするのは監督ではなく選手で、相手よりいい野球をすれば勝てる。

　▼インディアンス・フランコナ監督の話　数十年ぶりの優勝という話題に選手たちはとらわれる必要はないが、もしカブスを倒して優勝することができれば、最高の結末になる。