64年バッキー以来快挙にジョンソン「言葉に表せない」

[ 2016年10月25日 05:30 ]

キャッチボールで調整するジョンソン
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 1964年のバッキー(阪神)以来、52年ぶりの外国人投手の受賞となったジョンソンは、札幌ドームでの練習後の会見で喜びを表した。「子供の頃から日本文化に憧れがあった。言葉に表せない感激だ」。父方の祖母が日本人で、第二の故郷で投手最高の賞を獲得。「(捕手の)石原と一緒のチームでない限り、賞を獲ることはできなかった」と同僚への感謝の思いも口にした。

 昨年は同僚で今季からドジャースに移籍した前田が受賞。「マエケンの成績を目安に、目標を立てて1年間ローテーションを守ろうと思った」とジョンソン。26試合中24試合でQS率を記録した安定感も評価されたが、優等生助っ人は「近代の野球では球数(制限)もあり難しいが、先発として完投数とイニング数は重要。来年も獲りたい」と今回選考基準に満たなかった2項目のレベルアップも掲げて連続受賞へ意気込んだ。

 22日の日本シリーズ第1戦で6回2/3を1失点で勝利に導いた左腕は、中4日で27日の第5戦先発が見込まれる。「自分の登板に集中している。日本シリーズを勝って、いろんな感慨が湧いてくるのだと思う」と話した。(倉橋 憲史)

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2016年10月25日のニュース